ご挨拶
YeLLプロジェクトマネージャーの斎藤郁磨です。
小中学生へのバスケ指導の傍ら、バスケを頑張る子どもたち、見守る保護者の皆様、そしてその舞台を作る指導者の方々の
活動をより楽しく、よりスムーズに、活性化するためのYeLLプロジェクトを実施しています。
本来であればYeLLは舞台を支える役割なのですが、コロナ禍で大会の数が少なく、また出番の少ない下級生のために
今回は舞台を作る側として5年生以下を対象とした大会を実施しました。
ここでは大会の始まりや進め方、うまくいったことやトラブルなど大会の舞台裏を紹介していきます。
開催を決めたきっかけ
福岡県では毎年12月にネクストカップという5年生以下の大会が行われます。
この大会は福岡のみならず大分、佐賀、熊本、など九州北部から250チーム以上が参加する超大規模大会です。
昨年に続き、今年もコロナ渦の影響を受けて中止となった事を残念に思っていました。
開催のきっかけですが、ネクストカップが中止になり、おそらく同じように残念がっている子どもたちや保護者も
たくさんいるであろうと考えたのが始まりなんです。
このことはネクストカップの主催者にも相談しました。そういう趣旨なら是非やって欲しいとの意見をいただき、
いよいよ実施が現実のものとなりました。
せっかくやるならできるだけ多くの子どもたちに試合経験を積ませることを目的とし、さらにYeLLプロジェクトの
一環である、バスケを頑張る子どもたちにメダルを贈ることも目標の一つに掲げ、開催へと踏み切りました。
これが10月末のことです。
とにかくスピード重視
決めたからには動くしか無い、とはいえ時間もなく大会運営はそう簡単ではありません。もちろん何のノウハウもなく
大会を開くようなことはできません。
大風呂敷広げて運営が回らないでは、招待するチームに対して失礼であるということは重々承知しております。
実は我々TeamYeLLは大会運営に関しては豊富な経験を持っており、メンバー一人一人が主催大会の運営はもちろん、
多くの大会主催者から協力を依頼されてお手伝いをしたり、時には我々全員が大会会主催者に頼まれてを運営の
主軸を担うこともありました。
今では一人一人が自身の大会を持ち、それぞれが主催者として大会を運営している主催者集団です。
優秀な仲間たちが脇を固めてくれるからこそ、私もこの事業に怯むことなく実施を決めることができました。
大会の件を仲間達に相談したところ、快諾と言いますか・・・どうなんでしょうか・・・。
厳しい条件に挑むことになるのがわかっている上で、本心はわかりませんが言い出したことはやらずにはいられない
私の性格をよく知っているので、心の中ではやれやれといった気持ちもあったと思います。
ですが多くの子どもたちに試合経験やメダルを贈るという趣旨には大いに賛同してもらい、是非力になりたいということで一緒に大会を作っていくことになりました。
こうして大会まで一ヶ月半という短時間で実施に向けてスタートを切ったわけです。
その時は、4日間にわたる延べ230チームが参加する大規模大会に発展するなど知る由もありませんでした。
次回は大会が予想外の大規模になっていった経緯についてお伝えしていきます。
我々と一緒にバスケを頑張る子どもたちに
メダルを贈るプロジェクトに参加しませんか?