神様、水を差してごめんなさい。本当はダメなフリースローのリバウンド
2019/01/05
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まずはこの動画をご覧ください。
バスケの神様、マイケルジョーダンのフリースローのリバウンドをそのままリングに叩き込むヤバいプレーです。
かっこいいですね〜
でもね、これ日本ではやっちゃダメなプレーなんです。
時々これ狙いで飛び込んでくる選手いますよね、そして意外にも審判もこれを知らずにそのままゲームが流れてしまうケーズもチラホラ・・・。
何がダメなの・・・?
結論から言います。多くの人が誤解しているのは・・・
“シューター以外の選手はボールが手から離れた瞬間に制限区域に入って良い”
という思い込みです。
ルールを整理しましょう。下の図をご覧ください。黄色の部分が制限区域です。
赤チームがオフェンス、青チームがディフェンス。
○の選手が制限区域に入っていいのはシューターがボールを離した瞬間
□のシューターはボールがリングに当たってから、ここまではいいですね。
ではグレーのエリアにいる四人はどうでしょう。
答えはボールがリングに当たってから、つまり□のシューターと同じタイミングになります。
さらに入ってはいけないエリアは、制限区域ではなく、3ポイントライン、フロースローラインの延長線上、これより内側に入れないんです。つまりグレーのエリアから出てはいけないことになります。
気をつけましょう。
今回のテーマはあくまでJBAのルールに基づいたもので神様ジョーダンを否定するものではありません。
NBAではOKなのか、はたまた神にだけ許された神プレーなのか・・・
とはいえ派手好きな本場アメリカでこれだけヤバいプレー、審判が反則をとったら逆に空気読めってブーイングになるかもしれませんね。