激しい接触、これはファールかなと思ったらそのままゲームは続行。
バスケを観戦してて 「あれ?今のって・・・」
そう思うことはありますよね。時には「ファールだ!!」って叫んでる応援の方もいます。
それを叫ぶ前に、審判に不信感を抱く前に、知っておいて欲しいファールにならないケースをご紹介します。
- ファールをとらない方が良い場合もある
ぶつかったのは間違いない、反則は反則、でも笛を鳴らすとかえって試合の流れを壊すことがあります。
例えば、ディフェンスの選手が相手のボールをカットしてオフェンスとディフェンスが変わる瞬間などはファールが起こりやすい状況です。
を取った側の選手がファールをされても、ノーマークでシュートにいけるのであれば、そのまま行かせてあげた方が得点のチャンスですね。
ラグビーやサッカーではわかりやすくアドバンテージという制度があり、反則された方が損しないようなルールがありますが、バスケでもそれは存在します。
いい審判はそこまでを瞬時に判断し、ゲームの流れを壊さないようにします。
- どっちもどっち
ディフェンスもいいコースに入っている、でもオフェンスもチャージングをとられるほどの押し込みではないという審判泣かせのケースもあります。
それはぶつかって倒れた選手がいたとしてもです。
ダブルファールというケースもありますが、どっちもどっちでノーコールとなることがほとんどです。
- ノーチャージエリア
いくら真正面から突っ込んでもチャージングが成立しない場所、それがノーチャージエリアです。ゴールは戦場、飛ばされたら方が負けなんですよね。
ディフェンスが極端に狭く構えて、ゴールした付近で待ち伏せするような行為をなくすためのルールです。
ゴール付近でチャージングのような接触があって笛が鳴らなかった時は、起こった場所を確認して見るといいかもしれませんね。
- 審判も見落としはある
10人の選手が密集し、瞬間瞬間で状況が変わる中、審判は良い位置で見ようと選手並みに動き回ります。とはいってもやはり見落としは必ず起こるもの。
観客席からだとよくわかるプレーでも近くだとわからない、かといって遠くから笛を鳴らすと説得力に欠ける、そしてご存知ですか?審判って見えないプレーは絶対に笛を鳴らしたらダメなんです。
見えないケース、見えても笛が鳴らしきれないこともある、そして試合後には上の審判員叱られたりアドバイスを受けて経験を積みます。
審判も人間なんです。どんな試合でも100点満点の審判はないと思って、おおらかな目でゲームを観戦しましょう!!