このタイトルを見た瞬間、バスケットボールは、背が高くてフィジカルが強い選手が活躍するスポーツでしょ? あとは元から持っているセンスが全てでしょ? なんて思った人もいるでしょう。
たしかにそれも一理あります。
しかし、それだけでは強くはなれません。
なぜか・・
まず、みなさんは練習の意味を考えたことがありますか?
例えば、オールコートプレスは相手をどうやって追い込み、どうプレッシャーをかけるのが理想か?見様見真似でやってもできますが、「なぜ?」を考えてプレーしてみると間違いなくプレーの幅が広がります! そして強いチームになります!
「なぜ練習でやっていることができないんだっ!!」なんて監督から怒られたことありませんか?それは全員が練習の意図を理解していないからです。
先程の例を挙げると、あなたはオールコートプレスの動きは理解しました。では、オフェンスになったらどうでしょうか?デフェンスの動きを理解しているので何か対策を取るはずです。
勿論、デフェンスは初めての動きについていけません。あなたはまた同じ動きをしたら今度はどうでしょうか?今度はデフェンスが対策を取ります。
つまり何が言いたいかというと、理解することで動きの穴を見つけ実践してみる⇒対策を取られる⇒対策の対策を取る・・を繰り返すのです。全員が同じことをし、共有すれば新たな発見・課題が見えてきます。
日頃行っている練習を頭の中でイメージしてください。そして普段の練習が、どんな意味があって行っているか考えてみて下さい。 わからなければ監督・コーチに聞いてみて下さい。きっと練習の意味を教えてくれるはずです。
チーム全員が意識して練習の意義を理解する努力をすれば、チームはさらに高みを目指していけるでしょう。
以下の本は実践に即した具体例が書かれています。何のため、この練習を行っているのか? どの練習にどんな意味があるのか? いまいち解らない人は参考になるのでお勧めです。