さてU11大会開催が決まってまずやるべきことは期日の決定と会場の確保、この二つを急いで決める必要があります。
2日開催から4日開催へ
期日については12月の 18、 19日を設定しました。
その日は福岡県選抜大会、各地区の代表選手同士の言わばオールスターゲームが開催されます。
6年生の行事であること、応援に行くのも制限も厳しかったので5年生以下には影響がないこと、唯一気掛かりはその選抜チームを率いる指導者の方々や選抜大会を運営する東部地区の指導者の方々のことでした。
もちろん同日に裏で開催するということはその方々のチームは出場できないということですが、当初は参加できるチーム30〜40チームにこちらから声をかけ二日間で開催する予定でした。
スタッフと準備を進めていた 1 1月中旬、まさにその気掛かりは的中し選抜大会を運営する東部の指導者の方から連絡が入りました。内容も予想していたとおりで、東部の方々もそういう機会があるなら参加したかったから残念であるとのこと。
おっしゃる通りです・・・
まさに引っかかっていたことそのものでした。
これを受けスタッフに、選抜に関わってくれた方々のためにも次の週まで開催したいと相談しました。
経験豊富であるからこそ簡単なことではないこと容易に想像できることなのですが、二つ返事での了承でした。
こうして四日間開催が決まり、すぐさま選抜に関わっている指導者の方々にも声かけをして、徐々に参加チームが増えていったわけです。
「大会やるらしいよ・・・」
人から人へ
当然ながら出場が決まったチームの指導者や保護者もこのような大会があることを知ることになります。元々声かけをしたチームの指導者から、もう1チーム入れるか、このチームを入れたいという相談をたくさんいただきました。
このことは参加申し込みの期限を過ぎてからも起こりました。
間に合わないと分かっていながらも何とか入れないかという相談、それもすべて引き受け、参加チームが増えるごとに組み合わせを作っては変更を繰り返しました。
YeLL掲載によるもの
さらにチーム数が増えたきっかけは皮肉にもYeLLでした。
ある程度参加チームが決まった11月の末、ご案内用の実施要項をYeLLにアップしてしばらくしたころでした。
掲載したデータは募集要項ではなく、参加が決定したチームのためのものだったのですが、それを見たチームからまだ参加の枠があるかといった問い合わせが次々と送られてきました。
対応が大変ではあったのですが、皆さんがYeLLを見ていただいているという嬉しさもありました。
中には問い合わせもなく、いきなり申し込み用紙が届くものもありました。
大会は多くの場合、指導者同士の繋がりで声かけするものが多く、連絡無しでいきなり申し込みを送るケースはほとんど無いのですが、それはあくまで指導者内でのルール、おそらくどうにか子どもたちに試合をさせたいという保護者が送ってきたということを想像しました。
「断る理由ないですよね?」
スタッフも腹括ってました
どういう形であれ、子どもたちにバスケをさせたいという想いがある以上、我々にも全力で応えたいという想いがあります。
参加チームが膨れ上がっていくことに関してもスタッフ内でも色々と協議になりましたが、今回の趣旨は試合をしたいチームに試合経験とトロフィー、メダルを贈ることなので、繋がりがどうとか申し込みの手順がどうということは一切関係なく、全部受けよう!ということで同意しました。
結果論ですが、我々ならどうにでもできるという自信があったんです。
最後の最後には、組み合わせ表の作成が終わった大会の1週間前にも参加したいという要望がありました。
1週間前ということで、業務多忙に加え一刻も早く組み合わせをお伝えしたい時期ではあったのですが、その時にはスタッフもすでにスイッチが入ってしまっているので「断る理由ないですよね?」と言われ、すぐに組み合わせを調整しました。
もうここまでくるとできるかどうかよりも、やり遂げるという思いしかありませんでした。
次回は大会の準備の舞台裏を紹介します。
我々と一緒にバスケを頑張る子どもたちに
メダルを贈るプロジェクトに参加しませんか?